5月9日21:00時から放映されるケンミンSHOWで伊勢崎もんじゃの特集があります。
5月3日に執筆中ですが伊勢崎もんじゃってなんでしょうか?月島もんじゃとなにが違うのか?
見逃した方にも見てもらえば分るようにまとめました。
目次
伊勢崎もんじゃって何?

伊勢崎もんじゃは群馬県で食べれるご当地のもんじゃ焼きです。
その前に、もんじゃ焼きを知らない方もいらっしゃるかと思います。もんじゃ焼きは小麦粉を水で溶いて具材を混ぜたものを鉄板で焼きながら食べるものをいいます。
お好み焼きと違うの?と思われますが、水分量とダシや具材のりょうが違いますし、お好み焼きと違って卵も入ってません。言わば駄菓子に近い部類から始まったのです。
伊勢崎もんじゃの内容を詳しく載っている記事を見つけました。
この地「上毛野国」(かみつけのくに)は太古の昔より穀物の生りが良く、群馬県は現在でも小麦粉の生産高は全国でも上位です。(「上毛野国」の「毛」は穀物を表し、二毛作などのように使われております。)当然、私たち群馬県人にはうどん・まんじゅう等々、小麦の食文化が生活の中に息づいています。
さて、小麦粉を水で溶いて文字を書きながら焼いて食べる「文字焼(もじやき)」が明治初頭に東京下町で誕生しました。当時織物で繁栄した伊勢崎の旦那衆が、織物の取引をする為に、明治43年に開通した東武伊勢崎線(伊勢崎~東京・浅草間を結ぶ私鉄)を使って上京する事が多くなり、「文字焼」や「祭り囃子」等をこの地に伝える事になったようです。
(「もんじゃ」の由来は、「文字焼」がなまって「もんじゃ焼」になったとか、ヘラでかき回しながら焼いた様子が捉え所が無いために「なんじゃもんじゃ」になった等の諸説があります。)
最近ではあまり見かけなくなりましたが、伊勢崎の駄菓子屋さんの店の片隅には、必ず七輪の上にいびつな鉄板が乗ったいわば「もんじゃコーナー」がありました。子供達は毎日小銭を握りしめて出かけ、お店のおばちゃんに仕切られながら(小言を言われながら)熱くなった鉄板で「もんじゃ」をおやつとして食べたものです。そういう意味では市民共通のノスタルジックな想い出として、伊勢崎における「もんじゃ」は存在しております。(例えば隣接している前橋市においては、こうした「もんじゃ」に関する市民共通の体験というのは存在しないようです)
今は子供達がコンビニエンスストアで駄菓子を買う時代。当時の面影を残す駄菓子屋さんは、全国的にも少なくなりました。
しかしながら今なお、伊勢崎市においては「もんじゃ」を1食100円位~から提供する「もんじゃ専門店」も数店あり、また、「もんじゃ」を看板メニューに掲げているお店も数多くあります
引用:伊勢崎商工会議所青年部
現在は令和になってしまいましたが、「昭和」の頃から子供たちに親しまれてきた「おやつ」感覚なのがもんじゃの発祥なのですね。

もんじゃと言えば、東京の月島もんじゃが有名かと思いますが、上のようなもんじゃ焼きを想像しますが、伊勢崎もんじゃはもっとシンプル。
1.切りいか(乾燥させたやつ) 少々
2.キャベツ少々
3.桜エビ 少々
4.天かす 適当
とてもシンプルなのが分ります。
また、特徴的なのが、ケンミンショーでも放映される、甘いイチゴシロップを隠し味で入れるお店もあるとのことです。
イチゴシロップ??そんなの合うの??と、気になる方はぜひ群馬まで足を運んでみてください。
イチゴシロップをいれていた頃の歴史
今では隠し味として、またソースとの相性もいいと言う事もあり、イチゴシロップをいれるのが伊勢崎もんじゃと言われていますが、もともと入れたきっかけはどうしてなのでしょうか?
キャベツ以外の具の量は少なく、焦がして食べる事も少ない。「発祥地は群馬であり特産品のうどんを作った際の余りのうどん粉を水で溶いて焼いたのが起源」としているが、東京の浅草を基点とする東武伊勢崎線により、途中埼玉に伝播しつつ、群馬に伝わったともされている。伊勢崎市では、こどもがおやつ代わりにうどんの打ち粉を水で溶き、醤油を加えて鉄板で焼いたものが「伊勢崎のもんじゃ焼き」のルーツとされる[。
その当時は貧しい家が多くソースが家庭に無かったため、醤油以外にかき氷に使われるイチゴシロップやカレー粉を入れることがあり、それが現在も隠し味としてイチゴシロップを入れた「あま」、カレー粉を入れた「から」、両方を入れた「あまから」として存在する。
引用:ウィキペディア
その当時と言うのは昭和20年から30年代の頃の、物資が乏しい時期の事を言っています。
いつの時代も食料が乏しい時は別な物で代用していたのですね。
そのなごりもあり、今でもご当地に根付いているのがイチゴシロップなのでしょう。
また、カレー粉を入れる場合もあるみたいです。
月島のもんじゃとはイメージが違いますが、それらを聞くと気になってきますね笑
イチゴシロップ入りはおいしい?やき兵衛(やきべえ)やその他伊勢崎もんじゃの店舗紹介
実際の伊勢崎もんじゃを食べれるところはどこなのでしょうか?「やき兵衛」や「島田もんじゃ焼き」などが有名なようです。また「けやき」の店舗情報を載せました。
どの店舗もいちごシロップ入りのもんじゃを販売しており、店舗によってダシなどの違いがあると思います。オーソドックスなもんじゃと比較しながら召し上がってもらうと違いがわかって楽しめるかもしれませんね。
やき兵衛(やきべえ)の店舗詳細
やき兵衛の詳細記事はこちらから

- 店名 やき兵衛(やきべえ)
- ジャンル もんじゃ焼き、お好み焼き、たこ焼き
- TEL 0270-23-0500
- 予約 予約可能
- 住所 群馬県伊勢崎市宮子町2873
- アクセス JR両毛線伊勢崎駅から来るまで10分・伊勢崎駅から約2km
- 営業時間 火~金11:30~14:30(L.O13:50)
- 午後の部 17:30~22:00(L.O21:20)
- 土日祝 11:30~15:00(L.O14:20)17:00~22:00(L.O21:20)
- 定休日 月曜日
- 座席数 40席
- 駐車場 有り
- 喫煙等 全面喫煙可
島田もんじやきの店舗詳細


詳細を別記事にして作成しました。詳しくは下記へお願いします。
- 店名 島田もんじやき
- ジャンル もんじゃ焼き
- TEL 0270-25-3939
- 予約 予約不可
- 住所 群馬県伊勢崎市曲輪町30-2
- アクセス JR両毛線伊勢崎駅から徒歩10分・伊勢崎駅から約600m
- 営業時間 11:30~18:00・土日祝は11:00~、日曜営業
- 定休日 月曜日
- 座席数 12席
- 駐車場 有り
- 喫煙等 完全禁煙
もんじゃやきの他、やきそばもあるようです。並300円~大盛り400円
けやきの店舗詳細


- 店名 欅(けやき)
- ジャンル お好み焼き、もんじゃ焼き、焼肉
- TEL 050-5594-8593
- 予約 予約可
- 住所 群馬県伊勢崎市波志江町4344-35
- アクセス 華蔵寺公園北側徒歩1分・伊勢崎駅から約2km
- 営業時間 平日11:00~14:30・17:30~22:00(L.O21:00)
- 土日祝 11;00~22:00(L.O21:00)
- 定休日 火曜日
- 座席数 70席
- 駐車場 有り20台
- 喫煙等 完全禁煙(アイコスなどの電子タバコはOK)
けやきの更に細かい詳細はこちら
伊勢崎もんじゃ祭りとは?

ご当地グルメのお祭りがあるみたいで、伊勢崎もんじゃがメインとなったイベントがあるみたいです。このお祭りにいけば、伊勢崎もんじゃが食べれる上にご当地の食べ物お一緒に食べれるみたいですね。マスコットキャラクターの「もじゃろー」が出来上がるほどのもんじゃ愛なのですね。

こちらは昨年のイベントですが、すでに第16回となっていて来場者も30,000人にも登る大きいイベントになっています。2019年も行うのでしょうか?まだ、情報が入り次第、追記をしていきますが、詳しくは商工会議所・青年部にお問い合わせ頂ければと思います。
最後に

イチゴシロップを入れるもんじゃに驚きましたが、筆者のユカリクも調べていくうちに食べたくなってきました笑
興味ある方は自宅でつくってみるか、群馬までドライブがてらでご当地の味を確認しにいってみてはいかがでしょうか?