おくりびと・湯灌・納棺

おくりびとが着せた湯灌・納棺師の服の種類やアドバイス

こんばんわ、ユカリクです。

今日も納棺の話しをしたいと思います。

納棺の話しシリーズは100ケほど書いてこのブログを見ると納棺・湯灌の事がわかるようになればと思ってます。

時折、生活日記も書いてくつもりなので全て書き終えるまでには相当時間がかかるかと思いますが、長い目でご覧いただければと思います。

今日はぼくが湯灌・納棺の時に着せた服や、棺へ入れたものを紹介したいと思います。

その1:湯灌・納棺時に着せる服って死装束だけじゃないの?

そう思われる方も多いはず。それもそのはずです。

葬儀社ではその死装束を販売、案内を先にしてきます。これは、宗派の教えに沿って案内してきてますので、知識が少ない親族に変わって説明、案内をしてますので死装束が普通と思うかたはかなり多いと思います。

なので葬儀社が悪いわけではありませんので、この記事で先に覚えてくださいね^^

一般的な仏教は死装束(羽織りなども含む)、天理教などの神徒(しんと)系は袴(ハカマ)などを着せるのが普通です。またキリスト教などは服装に決まりはないです。

簡単すぎる説明になりましたけど、以上が通常の、おくりかたの服装なのですが、時には故人が愛用してた服や小物などは着せたり持たせたいと言われる事もあります。

宗教的には、、と言いたい所ですがそれは特に問題ありません。

逆に好きな着せてあげた方がいいですし、ぼくも身近な人が亡くなったら必ずそうします。
むしろ、ぼくが服を着せますw

と言うことで、さっそく着せた服などのお話を進めたいと思います。

その2:男性の場合

スーツ類。やはりこれが一番多かったです。

ご年配の方は普段着でスラックスやジャケットを着る人をよくみられるからなのか、非常に要望が多かったです。

ちなみに若い人やまだ、お子様が若い方などはジーンズやジャージなどを履かせる事もありましたし、ふつうに靴下や下着も履かせた事もありました。

靴なども入れる事も多かったですね。

また、特殊だったのがGジャンと、柔道着でした。これは相当大変でした。

故人は生前の時と体型が変わってる事も多くありますので、ワイシャツなどが首元までボタンが閉まらない、なども沢山ありました。

それでクレームを言うことはしないように、ぼくからもお願いをいたしますw

あと、仮に自分たちで着せる場合があれば、すきまといいますか、余裕のある服を選んだほうが着せやすいです。

生前の頃にピチピチの服を選んだ場合は、失敗すると首の襟元や袖なども歪んだりズレて、とても格好悪く見えやすいので、注意が必要です。

その3:女性の場合

着物がなどの留袖が非常に多かったです。

特に親戚の多い地域などの方は結構頼まれることが多くかったのが印象的でした。

若い女性の場合は基本はぼくは湯灌・納棺をする事は控えてだのですが、その中でも、ドレスや、ワンピースを着せた事もありました。

※その様な若い女性の身体を拭かせていただく際は、前面はとくに親族の方に拭いて頂くことにしてました。

もちろん、ぼくは故人の身体を見ないようにして、布団で隠れるように拭いてました。

また、着物は、死装束と同じ要領で着せる事が出来るので特に問題はないのですが、ドレスやワンピースなどの被せたりする服などは非常に難しかったです。男性の場合と同様に襟元を気をつける必要があります。

その4:小さなお子様や赤ちゃんの場合

ぼくが勤めていた場所には子供や赤ちゃん用の死化粧は置いてませんでした。

といいますか、自分達の子供にそれらを着せて誰が喜ぶかという話しも大いにあるので、普段着ていた服を親御様達と一緒に着せていました。

その5:小物について

小物について

よく入れる物として多かったのが、時計、タバコ、メガネ、帽子や杖、入れ歯や、たまに化粧品やかんざしやクシなども入れました。

お子様や若い方は雑誌や本、ぬいぐるみ、好きだったおもちゃなども入れた事もあります。
※地域の火葬場により、入れてはダメなものあります。
確認してから用意される事をオススメします。

形見として使われるのもいいですが、故人が普段から愛用していたものを一緒に持たせてあげるのも、故人を想う意味でもいいのかなと思います。

終わりに

自分でもあまり多くないと思いましたが、以上が今まで着せてきた服や小物でした。

服など特殊なものに関しては、葬儀社の死装束の紹介もありますし、納棺師の技量もあるので別途料金もかかることもあるかもしれません。

その場合は、死装束を着せて納棺を済ませた最後に布団をかけるのですが、その上に着物や服を乗せる事も実際してきましたし、可能かと思いますので葬儀社や納棺師の方に相談されるといいと思います。

通常、身内の人たちは通夜や葬式の準備で非常に忙しいです。

なので、愛用していた服を着せる、持たせるなどの発想にならない方もいらっしゃるのも事実です。
せっかく故人と触れ合える限られた時間なので、生前愛用していたものを着せてたり、小物などを入れてあげるなどで思いをよせてはいかがでしょうか。